五島列島第一弾 宇久島 ～観光協会の若者～

五島列島第一弾　宇久島　～観光協会の若者～
前回の話はこちら


翌朝の朝11時頃に、町役場の一角にある観光協会を訪ねた。


協会には、3人のスタッフがいて、一人は一番貫禄のあるおそらく宇久島の住人であろう福井さん。まだ20代であろう木山さん。そして島のひとに見えない青年、猪鼻(イノハナ)さんだ。


木山さんは長崎の佐世保。そして猪鼻さんは埼玉の人であった。彼は昔、国の役人で誰が聞いてもエリートコースをたどっており、それに加え獣医でもあるという。


彼らから色々宇久島のことをきいてみた。


宇久島のことも、もちろん気になるのだが、猪鼻さんが何故今ここで、出身の埼玉とはかけ離れたところで観光協会の仕事をしているのかがとても気になった。


意気投合した流れでお昼ご飯を一緒に食べ話をした。


猪鼻さんの話を聞くと前の仕事が忙しすぎて、周りが見えなくなってしまったという。


今の観光協会で働いている福井さんから声をかけてもらったことがきっかけで今に至るそうだ。


島にはそういう都会で疲れた人を癒す不思議な力があるのかもしれない。


今彼は、宇久島のとなりにある寺島の、島おこしのプロジェクトを実行しようとしている。


話を聞いていてもとても楽しそうだ。


いくら給料がよくても楽しく働けなければ意味がない。なのか、給料の為に割り切って時間と引き換えに仕事をするのか、人によって基準は異なる。


猪鼻さん、夜は島の人達と飲み会が入っているという。誘われるがまま我々も参加した。


皆、初めてあったとは思えないほどフレンドリーで、とても居心地が良かった。ご飯も手作りで、皿うどんやお刺身、あげ豆腐などすべてが美味しかった。


何も差し入れしなかった我々が一番沢山食べていたのは間違いないだろう。何を話したか書きたいがちょっと割愛する(というか、あまり記憶がない爆)


楽しかった飲み会のあと、我々は絵美さんの家に向かった。彼女は今、一人で島に住んでいて島の人気ものだ！とても元気でチャーミングな方だった。


彼女とは恋愛話を良くした。好きな男の人の話。我々のなれそめなど、気づけば夜1時を回っていた・・・


本当に絵美さんにはお世話になった。久しぶりにこんな気が合う人と出会った気がする。彼女も本気でぶつかってくるので、それにたいして私も100%正直に話す。そんな感じだ。


本当は猪鼻さんの話や絵美さんの話、色々中身を濃く書きたいのだが、残念ながら酔って忘れてしまったので、こちらをどうぞ。


島独特の人情話など詳しく書いています（＾＾）


day 85.1 五島列島・宇久島の観光協会へ（長崎県） ～宇久島は平戸諸島の一部…?!～


day 85.2 田舎バックパッカー旅5ヶ月目にして2人目 首都圏出身のアラサー移住者と出会う 五島列島・宇久島の観光協会で ～“抵抗を感じなかったタイミング”…島全体がおじいちゃん漁師を助けようとする“熱い”出来事


day 85.3 島や田舎を活性化するには…どうしたらいいのだろうか… 観光協会でふと思ったことを、ざっとまとめてみた 五島列島・宇久島で（長崎県） ～“起業支援コンサルティング窓口in田舎”とは～


day 85.4 長崎県 五島列島・宇久島の隣にある人口14人の寺島へ ～14人…どんな島なのだろうか…ポットホールとは一体なんだ？！～


day 85.5 長崎県 五島列島 寺島（人口14人）で印象に残った一人のおばあちゃんの言葉


day 85.6 五島列島・宇久島（長崎県）と大宰府（福岡県）の夕べ？！ ～宇久島と大宰府のつながり～


さあ、明日は牛市場が宇久島である。


牛がセリに出される現場を見に行く予定である。