さあ、今日は牛市場を見学する日だ。午後一時猪鼻さんと三人で港から車で約10分ほどで着く山までいった。
今は口蹄疫の関係で車や人も消毒をなければならない。
着いた瞬間からもう、牛の鳴き声がそこらじゅうから聞こえてくる。そしてセリに出される、牛が一番からずっと並んでいる。
会場がありそこで農家を始め牛の買い手が座り、見定めて落札するのだ。
牛もその会場に入るときはとても怖がり逃げようとする。その鳴き声を聞くたびにやりきれない気持ちになってくる。
牛肉は大好きなのでとても矛盾している意見だが、人間とは残酷だなと感じる。
今はまだセリだから見られるが、この牛達がお肉にされるところなんか見た時にはもう、ベジタリアン決定である。でもそういう現場を見てから、自分はお肉を食べるか否かを決めるべきだと思う自分もいる。
大体牛一頭の値段は40万前後。ブランドがある牛で50万くらいである。一頭のメスは約10回のお産をするのだが、お産を終えたおばあちゃん牛は、もう値段が安い為にミンチ肉になることが多い。
牛を育てている人はどういう気持ちになるのだろうか。
手塩にかけて育てた牛が売られいずれ殺されていくのをどう感じるのだろうか・・・
近くにいた牛を育て今から競りに出すおばさんにきいてみると、
「いや~そりゃもう、今日でさよならだとおもうと泣けてくるさ、でも売れないと私達が食っていけないからね。」
もう一人に聞くと、「もう今日だけが楽しみよ!!」と嬉しそうにいう。
今日売られた牛はこのあと肥育され何年後かに、額にパ~ンと気絶させるような銃を使い意識を無くさせる。
少し穴があくようなので、そこに針金を通し脳ミソをぐちゃぐちゃにする。そのあとで皮を剥いだりするのだそうだ。
牛は最初の気絶させられたところで全ての意識が飛ぶので痛みは感じないそうだ。
帰りは物凄い複雑な気持ちで帰ることとなった・・・
さ、この後はとうとう3日間もいた宇久島から離れるのだ・・・
もっといたいなあ。。。猪鼻さん、絵美さんともう少し一緒にいたいなあ・・・
この時の生馬のブログ
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被災地の復興支援のため、瓦礫を全国で受け入れるべきだというお考えをお持ちの皆様へ
返信削除皆様は同じ国民として被災者の方々を思いやり、みんなで力を合わせて復興を支援したいと考えておられる心優しい方だと思います。
でも、ちょっとだけ想像してみて下さい。
なぜ世界中から瓦礫の拡散への非難が集まっているのに一切国内では報道されていないのか。
なぜ国際基準を無視して、国際ルールも無視して、瓦礫を拡散するのか。
以下の資料や情報をお読みになって、どうか、いっしょに考えて下さい。
http://www3.hp-ez.com/hp/kakusan/page1