2012年2月11日土曜日

夜の素敵な出会い!! 怪しい田舎へ泊まろうの巻


彼の名は一生さん。地元がここ西海で、大阪で今は仕事をしているのだが、お父さんの一周忌があり今日飛行機で長崎に来たと言う。 我々が瀬戸港に着いたのが夜の7時30分。辺りは真っ暗で、周りの状況が全くわからずにいた。そこで右往左往している時に彼に出会った。

近くに小屋かなにか無いかと聞いた所、弟に電話して聞いてみるからちょっと待っててくれという。

少し離れでんわをかけ出した一生さん。

「あのさ~今バックパッカーの人達に会ってどっか小屋みたいな所あるか聞かれたんだがどこか知ってる?」

そうだよなあ~小屋って言われてもなあ・・・と改めて自分達がした質問に笑いそうになってしまった。

と、その時、家なら狭いが部屋はあるからどう??と言ってくれた。


こりゃ願ってもないチャンスだ。こんな寒い中(しかも今日は特別寒い。寒波、玄海灘から来る風がとても冷たい)テントは結構厳しいなあと思っていた。

是非是非と日本人ならではの遠慮というものをせずお邪魔することに決めた我々は3人で歩き出した。

歩くこと5分くらいだろうか、家に着いた。一生さんの弟さんと、可愛い高校生の子供2人がいた。

寝床だけでも有難いと思っていた我々になんと、弟さんが次から次へとご飯を作って持ってきてくれる。ハンバーガー(パンがめちゃくちゃ旨い!!)に、チャーハン、鶏肉など、どれをとっても絶品である。

今まで泊まった家の中でハンバーガーが出てきた家は初めてだったのでビックリしたっと、このパン美味しいなあと思い、感想を述べた所、実はパン屋さんをしているのだという。

納得だ・・・しかもここら辺の高校の売店、小学校、中学校の給食のご飯とパンも作っているのである。いわゆる給食センター兼パン屋さんを弟さんが経営しているのだ。


明日、4時から仕込みをして明後日の分の給食を作ると言う。是非とも見学させて下さいと申し出たら、帽子をかぶって髪が落ちないようにしてくれたら大丈夫だといってくれた。

よし、明日も早起きするぞ!!

皆でお酒をのみお風呂にも入り、久しぶりに温かい布団と部屋で寝ることが出来た私はすぐに眠りに落ちた・・・




このときの生馬のブログ

day 80.4 長崎県大瀬戸町 暗闇での出会いから…“温か~い料理上手なパン屋さん”との出会いへ… ~5人で2000人分のパンを作る?!~


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