沖ノ島への出発の日、お好み焼きのおじさんに宿毛駅周辺のスーパーに送っていただきそこで食料を調達(マヨネーズ、カレーきゅうりなど) し、そのあと、片島港に約30分ほどかけてむかった。波は一見穏やかに見えたのだが船に乗っている最中からものすごい揺れ船員が、心配になって声をかけてくれたくらいだ。
後から聞いた話だが、この日は船を出すか出さないか迷ったくらい波があれたという。ジェットコースターのようだった。
やっとの思いで、沖ノ島に着き、キャンプ場まで、行ったものの、白岩峠という名前の通り峠の上にあるため風が半端じゃない。あと10キロ体重が少なかったら飛ばされていたかもしれません。。。あえなくこの峠でテントを張るのを断念した我らは、島の集落がある方へ向かった。
と、この峠のキャンプ場で我々の間にこんなやりとりがあった。相方が頭が痒くてどうしようもないというのだ。グシャグシャ頭をかく。気になって頭のてっぺんをみてみたら重症だったので、今日の目的はテントを安心する場所でするというよりも頭を洗うということに切り替わった。
あるいて行くとある商店があった。市原商店という。この商店は民宿も経営していると聞いていたので、商店の方に、「別にお金を払いますのでシャワーだけ貸していただけませんか?」と懇願すると、優しそうな女将さんは、最初は戸惑っていたもののすぐに、「うちで入っていく??」といってくれた。なんというお方だ。。。こんな見ず知らずのバックパッカーにご自宅のシャワーを無料で提供するなんて、、、と感動しながら頭だけは3回も洗った。。 この日の夜は快適だった。頭もスッキリしているし、ご飯もカレーライスと豪勢である。
実はこの次の日はこの市原商店にすっかりお世話になってしまったのである。
続く
0 件のコメント:
コメントを投稿