26歳まではしっかり化粧をしていた。一般的には一般的には【美人】なメイクになるのかもしれない。
しかしそれは逆にいえば【自分の個性を消すためのメイク】であった。
それに気づかされたのは自分が26歳のとき。
Juicyeyesで働くことになり、美容系の仕事場だったので、初出勤の日、いつもどおり
1、下地
2、ケセランパサランのコンシーラー
3、カバーマークのファンデーション
4、お粉
5、眉を書いて眉マスカラ
6、リキッドアイライナー
7、ペンシルアイライナー上下
8、アイシャドウ3色以上
9、チーク3色(ブラウン・オレンジ・ピンク)
10、コンシーラーで唇の色を消し、リップ
11、グロスたっぷり
で、仕上げていった。
しかし・・・Juicyeyesで働いているスタッフはほどんどみな素顔。
でも、なんだかすごく個性的にみえた。
Juicyeyesで働くこと2年ほどしたころか・・・・
自分の中の美意識にものすごい変化が訪れた。
私に影響を与えたのはJuicyeyesのオーナー岡田サリー
彼女の感性には本当に驚かされた。一度彼女に
「ゆかこ、その銀座風の巻髪もう流行らないから、ショートカットにしてみなさい。絶対に似合うから。いい美容院紹介するから」
と、言われすごくすごく悩み悩みぬいた結果私はとある青山の美容院を訪れ、
「好きにしてください。」と言ってサリーさんを担当していた方に託した。
その後肩より長かった私の巻髪は左右対称じゃないショートボブになった。
今までそんな奇抜な髪形したことなかったのだが、なぜか私は本当に心から気にいった。
実はその夜、21時ころあまりにこの髪型が気に入ったので心からお礼をしようと、美容室に電話をかけた。
しかし、お店は閉まっていて繋がらず気持ちを伝えることはできなかった。
さて、髪型はOK.次はお化粧だ。なんだかこの奇抜な髪に化粧が合わない。
イメージすると、えびちゃんメイクに、左右非対称なショートのカツラを乗せているかんじだ。
メイクに関しては、今まで10年ほど同じようなメイクをしてきた自分にとって、ナチュラルメイクにするのには時間がかかった。
しかし、心では「こんなメイクもう流行らないよなあ~~厚塗りファンデーションなんだか恥ずかしいなあ~~」とわかっていた。
そんなとき、Juicyeyesのスタッフのみえちゃんが一度私にメイクしてみたいと言い出した。
メイクされるのは好きなのでお願いした。
彼女は私に
1、頬にファンデーションほんの少し
2、茶色のペンシルアイライナー上だけ
3、マスカラ
4、チーク一色
だけをした。
そのあと、「ゆかこ、せっかく肌綺麗なのにすごいもったいない。そんだけファンデーション塗ってるから、汚いのを隠してると思ったのにもともときれいじゃんか。顔立ちもはっきりしてるんだからこんなにしっかり化粧する必要ない」
という感じのことを言った。※昔のことなのではっきり覚えていないが、こういうニュアンスのことを言った。
その時自分の中で何かが変わった。
ありきたりな言葉かもしれないけれど、メイクで自分を綺麗にするのはもちろん、個性を引き出さなきゃ!
以後ゆっくりゆっくり私のメイクは変化していき、今や眉毛は半年も剃らなくなった。
あ・・・これはやりすぎですね(笑)
私にメイクをしてくれたみえちゃん、信じられないくらいかわいいが、ほぼスッピン |
左からすずさん、みえちゃん、ぷぷさん、ちはる店長(ほぼスッピン)まちがいなくかわいい |
下の段の右が岡田サリー師匠。 |
元スタッフのともちゃん。彼女もものすごくナチュラルで独特な雰囲気の持ち主 |
左みえちゃん 右ちはる店長 |
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