ちょっといいかしら~??その声でハッと目覚めた私は相方が隣にいないことに驚き、その後すぐに、その場の状況を理解した。あ~そうか。相方は一人島散策に出掛けたんだった。
顔を上げると優しそうなおば様が。
あなた達そんな荷物持ってどことまるの??夜は冷えるけんね~。うち民宿やっとるから泊まったらええ。
今回の旅の目標としてあまりお金をかけず、なるべく民宿ホテルに泊まらない。がある。私達貧乏旅行してるんです。テントもあるので大丈夫です。本当にありがとうございます。と会話はここで終わる予定だったのだが、
お金なんてそんなん気にせんといて~。外で寝てたら風邪引いてまうよ~。連れてってあげるからうちにおいで。とそんな嘘見たいな話があるのだろう。断る理由が見当たらない。などと思っていた矢先、相方が向こうから見知らぬおじさんと共に戻ってきた。
道端で仲良くなったおじさんだそうだ。二人で約1時間30分サイクリングしていたそうだ。
私は、相方に民宿の事情を説明した所やはりお世話になろうということで合致した。
部屋は文句なしの設備の整った宿だった。そりゃそうだ、本来商売でやってるのだから。。。。
結局我々は2日間も大島にいて、この宿にもお世話になった。(気持ちで3000円払った) 本来は2日間で20000円!!!
昼は島を散策。車があまり通らないのだが一台の緑色の荷台つきのバキューム車が何度か通った。変なくさ~い匂いがする。あれなんですか?なんの車ですか?と聞いたところ『ドッポン便所のドッポンの部分を吸い上げてそれを街に持っていく車』だそうだ。
確かに言われて見れば不思議だった。ドッポンの行方が。どうやって処理してるのか。ドッポンの部分ずっと溜めっぱなしにするわけにもいかんしなあ。聞くと、1週間に1度吸い上げているそうだ。
話はかわり、この島も猪の被害が多発している。特にさつまいもは大好物のようで我々が山に昼間登った時も土や石が見事に掘り返されているのであった。猪に会いたいなあという思いで道なき道を登り猪を探したが、糞もあるし、足跡もあるのに見つけられない。
夜行性だけど今は昼間でもたまに現れるそうだ。
よし、夜に来よう。猪退治に夜に来ようと決めこの時は山を去った。
ぼっとん便所バキューム車 |
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