2010年12月13日月曜日

島の宝物




そんな中若い漁師を育てる人に出会った。彼は定期船の社長でもあり離島連合組合の一員でもありボランティア活動もなんなくこなすようするに知識人なのである。

彼は若い漁師を増やすために集団お見合いを開いたり(嫁さん候補を町から連れてきて漁師とカップルにさせ島に永住させてしまおうというのがねらい)漁の面白さを伝えたり、伊島で家を建てると少しローンが軽くなるシステムを作ったりする活動を主にしている。

そういう彼の成果があの15人ほどの若い漁師なのだろう。


この島にももちろん小学校があったので、われわれはアポなしで校長先生と交渉し見学することに成功した。子供たちとすっかり仲良くなったわれわれは次の日学校が休みだったので島の商店の近くで遊んだ。


最近は自炊も楽しくなってきている。レトルトだけではなく旅に本当に必要なものが最近わかってきた。レトルトよりも出汁である。出汁があれば鍋ができる。出汁があれば煮物も、うどんもできる。

限られたものから新しいものをつくる。これが最近とても楽しい。

ということで島の食事は、出汁でにた豚肉と野菜をポン酢でたべた。カレーライスも作った。あとはその定期船の社長からカワハギの干物を頂きそれを食べた。(夜、2つだけ外に出して置いたら朝猫か鳥に食べられてしまった)


帰りはなんと小学生の子供たちが3人港まで案内してくれ最後まで手を振って送ってくれた。


おまえら~~!!仕事ちゃんとして金持ちになれよ~~!と叫ばれたからには思わずギャフンである。。。




今は伊島から戻り、高知の方へ向かっている。この島は最初は人見知りの島だと思っていた。いや他の島に比べると人見知りである。

だがどの島でも変わらないものがある。。。。



子供だ。。。。



子供は財産だ。よく聞く言葉だがこのたびにでてその意味がよくわかる気がする。






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