2010年11月13日土曜日

伊吹島 生馬先生再び現る Part1





事の始まりは船の上での軽い出会いだった。私は船酔いを避けるために、半地下の席で一人で寝ていた。相方は船の上に出ていた。詳しいことはあまり知らないのだが、どうやらその時に伊吹島に唯一ある中学校の先生にあったそうだ。その二人の会話で、今は中学生と小学生が同じ校舎で活動しており、現在は使われていない伊吹小学校にテントが張れるかもしれないという情報だけその先生から聞いていた。我々はその情報だけをたよりに真っ暗の中、ひたすら小学校を探した。


意外と簡単に小学校は見つかり、我々はそそくさとテントを張った。そもそもここにテントを張ったことが、明日から始まる面白い体験の始まりだったのかもしれない。


私は(相方はまだ風邪を引いている)食べ物を盗みにくる野良猫達と戦い、米を研ぎ炊いた。あらかじめ買っておいた鯖の味噌煮と魚のフライを皿に盛り付け、味噌汁をつくり、風邪気味の相方がいるテントの中に運ぶ。その隙に野良猫が近づいてくる。一匹二匹と増えてくる。結構怖いものだ。夜だし、大きい音を出して、近所の人に通報されても面倒なので、顔で威嚇しながらご飯をせっせか作った。


やっとの思いでご飯を食べ、後片付けを済ませ、就寝。


夜に島に行くのはあまり良くないなあ、、とまだテントの外に猫がいるのを気にしながら眠りについた。。。



本来ならば、アラームで目が覚めなければならないのに、どういう訳かつぎの日は、ラジオの音で飛び起きて目が覚めた。。。

相方と二人目を合わせる。。

すぐそばに誰かいる。しかも一人じゃない。。

そっ~と、テントから顔を出してみた


つづく。。。






0 件のコメント:

コメントを投稿