さあ、鈴木さん達とは舳倉島のあとにまた会うことを約束し、穴水から輪島へ。距離で言うと20キロ。お昼1時頃に出発し、予定では輪島着19時だ。
さあ、頑張ろう!!と、意気込んで出発!!したはいいが、本当に長い。。どんどん日は落ち、車の数も少なくなってくる。。。怖いなあ。。。もっと暗くなると狸や狐、ふくろうが泣く。。会ってみたいけどけっこう体力消耗してきてるしなあ、、、、。。
五穀米の五つのうちの一つを作っていたおばあちゃん!笑顔がすてき!!
とりあえず休もう。っと私は近くの草むらへ、おトイレに行った。(汚い話になるが、外で用を済ますのはもう慣れた) 二人でぐったりしていた。
はあ、、、、もう当分バス来ないしなあ、、
ぶ~~ん。。。ピンクの車が私達目掛けてくる!!お~う!!さっきトイレしたの怒られるのかな。。。
中から優しそうな女性が降りてきた。。『あなたたちずっとこの道歩いているじゃない??
私がお昼に反対車線走ってた時から、あの子達こんな道歩いて何してるんだろう。。と思ってたんだけど、、どこに行くの?ここらへんは暗くなると怖いわよ。こんな道歩いてる人いないわよ~~輪島行くの?乗っていったら??』
彼女の名前は笹谷さんという名の、人間の形をした天使だったのだ。。
人間の形をした天使は、そのあとキャンプ場まで連れて行ってくれたのだ。。そして天使は私達の前から消えていった。。
笹谷さん!!ありがとうございます。
結局袖が浜キャンプ場という、名前だけのキャンプ場で、しかも目の前には日本海という最高のロケーションでテントを張れた私達。誰もいないし、最高だあ~!と思っていたら、遠くからでもわかる金髪のかっこいいにいちゃん登場!! やっぱりすぐ仲良くなった私達。彼はバイクで日本をほとんど制覇していて、なんと○○○の有名アーティストのベース担当であるのだ!!
すっかり打ち解けた私達。結局かんなり話し込んだあと眠りについた。。。
はずが、、、!
夜中3時頃、ある音で目が覚めた。私の理想では波の音で目が覚めたかったのだ。しかしこの旅そう、上手くはいかない。。雷だ。電光石火だ。
しかもあり得ないくらい近くにいてでかい。。それが2時間近くにおよんだ。本当に怖かった。あまりにひどいので、トイレのあるところまで避難しようとしたが、それまでさせてくれないほどひどい雷だ。『神様仏様雷様、私のおへそはあげますのでどうかテントに雷落とさないでください。』
つくづく人間とは自分勝手である。こういうときだけ神頼みである。嫌、わたしだけかもしれない。
明日船でるかなあ。。。
一つの不安を残しつつ、雷がやんだあと浅い眠りについた。。。
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