2012年3月8日木曜日

五島列島第一弾 ~宇久島~

長崎県の池島をでたあと、五島列島に向けてまず佐世保に向かった。五島列島第一弾は、佐世保から一番近い宇久島に行くことにした。 一番近いとはいっても高速船で3時間はかかる。酔いを防ぐ為に私はいつも船の中の就寝スペースに行く。さほど広くないスペースなので密度が高い… 人の間を割いてほそぼそと寝た。となりに寝ていた紳士とお話をしていると彼は我々が今から行く島の職員であることがわかった。

彼から基本的な島の状況と今夜の寝床を相談したら、近くに児童公園があると言う。

五島列島に着いてからも彼は付き添ってくれ、公園の場所を教えてくれた。

五島列島の中の一つ、宇久島につき、テントを張る場所を見つけた時間が夜の730分。辺りは真っ暗でよく様子が解らなかったが、せっかくここまで来たのにいきなりご飯を作り、寝たんじゃもったいない。

ということで荷物を持ちながら我々は周辺を散歩しはじめた。

自動販売機に前で一人の男の人に出会った。私の父の様な口ひげをはやし、眼鏡をかけた、学者の様な人だ。

おたくら、何してる?? そんな大きな荷物をもって
 笑顔がやさしいそうだ。

事情を少し話すと、なんと家に泊めてくれると言う。しかも明日は時間があるから島を案内してくれると!!

願ってもないチャンスだ。ありがたく受け止め、彼の家に行った。

彼は混雑した福岡の都会を離れ、この静かな五島列島の宇久島へと引っ越してきたという。
島の中には様々な理由から移住してきた人たちがいる。都会での生活に疲れた人、自給自足をしたい人、農業や漁業をしたい人、病気療養の為に移住した人、人とあまり接触をしたくないが為に人が少ない島に移住した人、島暮らしに憧れをもった人など、ポジティブやネガティブな理由をもった様々な背景をもった人々がいる。

島の引っ越し理由は人それぞれだ。

この日はこのあと、ご飯を炊き寝た。

外は暗いから様子が全然解らない。

五島列島、どんな島なのだろう。



このときの生馬のブログ
day 83.3 田舎バックパッカー、長崎県 五島列島・宇久島での出会い ~今夜はテント泊?それとも…4日連続の…~


島の人からもらった大根と白菜で作った雑炊 


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