2010年10月26日火曜日

Come back to 穴水! 長編Part1





さて、穴水でバスを降りた私たちは、穴水駅の方へ歩き出した。さあ、そろそろ鈴木さん(ノトシフト代表)に連絡しないとなあ。と思っていた矢先、ぶ~んと車がやってきた。

「久しぶり~~!連絡ないから穴水素通りして帰っちゃったと思ったよ~」と鈴木さんだ!!!!

なぜに私たちが穴水に帰ってきて、今ここにいることを知ってるの?そういえば石川県の能登半島の日本海沿い西側を歩いているときも、初めていく商店のおばちゃんが、あ~あんたたちね、アベックでずっとこんな道歩いてるのって。○○さんから聞いたわ~って。

まだある。禄剛埼に向かう途中の山の中のおそば屋さんによったときのこと。あ~あんたたちね。ここらへんですぐうわさ広まるからね~ 


怖いところである。悪いことができない状況にあるから、悪いことをみなしないのか。だから平和なのか・・・いや、基本的にみな平和主義者なだけである。


前置きはここらへんにして、鈴木さんと合流し、黄色い色をした液体で上の3割が泡というものを飲みながらお話。途中で干場君(穴水の町役場の子多分23歳くらい)と、例のお母さんもかわいすぎる子供あいちゃんを連れて合流。


干場君が言った

前にゆかこさんたちが帰ったすぐ後に実はこういうプランができたんです。干場君がプロジェクト企画が掲載されてある紙を我々に差し出した。どうやら田舎暮らしを体験してみようという企画である。ほほーー面白いね。ちょっと詳しい話聞きたいなあ~といっていたら、なんと町役場まで行こうとなり、のちに長編ブログPART2にたくさん登場する穴水町企画情報課の課長 新田さんに出会った。



詳しい話はこうだ。



1、家賃2万円で4LDKの別荘地が借りられるのだ。

2、目の前が海で釣った魚は自分のもの。イカも、サザエ、牡蠣、山にはきのこ始め山菜。畑も耕しほぼ自給自足の生活である。

3、食料費だけ自分もち。(ほとんどかからないそうな)

もちろん我々20代と30代頭の肉食系の二人だからお肉や、パスタなど食べたいときもあろう。そういう時は市街に調達しにいくのだ。

この別荘が提供されている土地は別荘地で、近くには有名カメラマンや、物書きの人がいたりする。別荘というと、単純な私は軽井沢や、葉山など浮かんでしまうがここは日本海の内海。車もほとんど通らず、おだやかである。そして何より土地が安い。




貸別荘の前

テラス(バーベキューもできそうだ)

窓からみた景色

特大風呂(まどから海が見える)

リビング

ダイニング(家具は設置済み)






ここに少しの間体験で住んでみるのもいいなとおもう。ここに住んでいる人はいう。みな仕事がないない、こんなとこに着ても就職先がなくて、どうにかなってしまいそうというがすべて自分次第だよと。

ある女の人はハーブの勉強をして、本を出したりしている。


ある人は、ガーデニングをすごく研究して講師になり、その生徒さんを自分のこの別荘に呼んだりしている。

ちょっと極端な例だが、就職先を見つけるということだけにこだわらず、自分で何かしてみたいとおもう。


移住してきた方と写真を撮りました
10代や20代の頭のころは、東京の人ごみにいるのが居心地がよく、近くにコンビにがあり、好きな洋服もすぐ手に入る。ある意味時間に縛られて生きているのが楽だった。今は正直どちらでもよい。そんなに関東にいたいという気持ちはない。代官山や、新宿は大好きだが昔みたいになにがなんでも東京に住みたい!とは思わない。人間の心の変化とはすごいものである。


東京に10年もいたからただ単に飽きたという気持ちもある。ただ青森にはいつでも帰りたい。

P.S
 本当はお泊りの話を書きたかったのだがそれてしまった。ので長編として二つに分けている。


続く




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